こんなとこにも!タイ東南部の遺跡 / Wat Thong Tua : 訪問日 23Aug2009


この遺跡は、Chantaburiから
Sukhunvit通り(3号線)を、
南東へ下って行く途中に、
標識があります。

標識を右に折れ進むと
Wat Thong Tuaと言う
お寺の中にあります。

右写真の左上から右下に向け斜めに
走っている道路がSukhunvit通りです。
中央辺りにお坊さん3人が歩いて
向かっている先が、Wat Thong Tuaです。












お寺の中には、黒とピンクの牛の像に引かれた
荷車がありました。

荷を積む場所は、V字になっています。
農作物を運ぶのだろうと思いますが、
V字の形の意味は?

細い道でも進めるよう、車輪の幅を広げずに、荷物を
縦にたくさん積む?






荷車を正面から見たところ。














正面の赤い屋根の建物は礼拝堂です。

その右側の黒い屋根の建物の周囲には、
セーマ石があります。
礼拝堂に比べて小さいですが、本堂です。
本堂の西側には、小さなチェディー(写真正面)が
あります。








本堂の西側の小さなチェディーです。

















本堂の南側にも、同様のチェディーがあります。

南西から見たところ。















北東から見たところ。

















本堂の東側です。















崩れていますがシンハの像だと思います。

北東から見たところ。















そのシンハを南東から見たところ。

















更に本堂の東側には、
まぐさ石が2本、中央にはセーマ石があります。













東側中央のセーマ石です。




















南東角のセーマ石です。

2枚のセーマ石が背中合わせで建ててあります。















南面中央のセーマ石です。

















南西角のセーマ石です。

















北西角のセーマ石です。

















北面中央のセーマ石です。

















北東角のセーマ石です。

















本堂、礼拝堂の西側の講堂のような建物の前です。
この建物の中を抜け、小さな川を渡った西側には、
遺跡関係の展示場があります。

写真正面のまぐさ石は、
その展示場に展示されていたまぐさ石の
復元レプリカです。








その近くの大木の根元には、遺跡の遺物が
置かれています。













一見、コンクリートのようにも見えますが、
青砂岩でできていると思います。
何かの台だと思います。












その横面です。














展示場は、講堂のような建物の中にいた
おばさんが展示場の鍵を開け案内をして
くれました。

右写真は、展示場入口です。
この渡り廊下の下を川が流れています。









展示場内は、写真撮影可と言う事で、
写真を撮影させて貰いました。

展示場内にあった遺跡の地図です。
中央辺りの黒い四角が、
Wat Thong Tuaです。























先程、このまぐさ石のレプリカがありましたが、これが本物です。
左端は象の鼻を持つマカラです。
中央の人物像は、両手にナーガを掴んでいるように見えます。


















花綱のまぐさ石です。


















遺跡から発見された遺物です。





























遺跡から発掘された建物入口の
レリーフが施された付柱です。
















これは、何のレリーフかと
タイ人に聞いたら
Pra Pikanethと教えてくれました。

シヴァ神の息子で、
象の頭と人間の体を持つ
ガネーシャ神の事を、
タイ人はPra Pikanethと
呼ぶのだと思います。















ヨニです。































当時のWat Thong Tuaを想像し描いた絵図と思います。
今でも、Wat Thong Tuaの西側を小さな川が流れていますが、
当時は、この絵のように大きな川、運河?だったのかもしれません。






















これは、ここから約400mのところに位置する Boran Sathan Muang Paniat の想像図?
象が水浴びしているところを上方に目を移せば、貯水池のような絵が見えます。
こんな絵を、想像して描けるなんて、すごい!





















建物入口横を飾る付柱の根元の部分?



















当時使われていた陶磁器です。














仏陀象の一部のようです。





























展示場から出て周辺を歩いて見ると、
ラテライトの石積みがありました。

ラテライトの基壇の上に、
今のお寺も建っているようです。










西から礼拝堂とチェディーを見たところ。

手前は、逆光でわかり難いですが、
ラテライトの石積みになっています。











そのラテライトの基壇の上から、
礼拝堂、本堂方向を見たところ。













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